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たばこを吸うとどんな病気にかかりやすくなる?

たばこを吸うと呼吸器の病気をはじめ、がんや循環器、生活習慣病などさまざまな病気にかかるリスクが高くなります。

たばこは依存性も高いためやめられないという方も多いでしょう。しかし、吸い続けることでさらに病気のリスクは高まります。今は自覚症状がなかったとしても将来、病気に苦しめられる可能性もあります。そこで今回は、そんな方のために、たばこを吸うとかかりやすくなる病気についてご紹介します。

たばこを吸う方がかかりやすい病気

たばこを吸う方がかかりやすい病気として多いのがCOPD(慢性閉塞性肺疾患)、がん、狭心症心筋梗塞、糖尿病です。

それぞれの病気については下記にまとめました。


COPD慢性閉塞性肺疾患

COPDとは肺気腫、気管支炎のことで、たばこに含まれる有害物質を長期間吸い炎症を起こしている状態をいいます。炎症が起こると気管支もむくみやすくなり、せき、たん、息切れが増えるなどの症状が目立つようになります。


COPDの患者の90%はたばこが原因といわれるほど、かかわりが深く「肺の生活習慣病」ともいわれています。

肺がん

肺がんは肺胞や気管、気管支にできるがんです。喫煙者の場合リスクは、男性が4.8倍、女性が3.9倍にあがるといわれています。初期症状は、発熱、せき、たん、など風邪の症状と似ています。そのため肺がんだとは気づかずにいる方も多く、発見が遅れてしまうこともあります。そのまま肺がんが進行すると、飲み込みにくさを感じたり、息苦しさや胸の痛みを感じるようになります。

食道がん

食道がんは飲酒や喫煙が原因となるケースが多いです。喫煙者の場合リスクは3.01倍にあがります。食道がんの症状は、せき、声のかすれ、飲み込むときの違和感、胸や背中の痛み、などです。

初期症状は自覚がなく、症状が分かった時にはかなり進行していることも多い病気で注意が必要です。

咽頭がん

咽頭がんはのどにできるがんです。喫煙者の場合リスクは2.4倍にあがります。初期症状は、のどの違和感、軽い痛みです。がんが大きくなると症状が強くなり、飲み込みにくさや、息苦しさを感じるようになります。

狭心症心筋梗塞

狭心症心筋梗塞は心臓の血管に異常がある病気です。喫煙者の場合リスクは1.7倍にあがります。


狭心症とは、冠動脈(心臓の血管)が狭くなり一時的に酸素の供給量が少なくなる状態をいいます。症状として胸の圧迫感や痛みがあります。

一方心筋梗塞は冠動脈(心臓の血管)がつまる状態をいいます。酸素や栄養が供給されないため放置すると心筋が壊死してしまいます。症状は狭心症と似てはいますが、さらに強い締め付け感や痛みがあります。顔色が悪くなったり、気分が悪くなることもあるでしょう。

狭心症の場合、15分ほどすると症状は治まることが多いですが、心筋梗塞は治まりません。迅速な処置が必要となります。

2型糖尿病

糖尿病には1型糖尿病2型糖尿病があります。前者は自己免疫によっておこる病気ですが、後者は生活習慣によっておこります。喫煙者の場合この2型糖尿病になるリスクが1.4倍上がるといわれています。

初期症状は主に体のだるさや尿の増加、のどの渇きなどです。重症になると腎不全や末梢神経障害による壊死、糖尿病性網膜症などを引き起こします。

喫煙のリスク

たばこにはさまざまな病気にかかるリスクがあります。呼吸器官だけでなく全身にも影響があり、注意が必要です。たばこには200種類以上の有害物質が含まれています。吸えば、その有害物質が肺を介して全身に広がります。ですから前述した以外の病気を発症するリスクもあるのです。

また、たばこの煙はは吸わない人にも影響があります。受動喫煙は通常の喫煙よりも害が大きいといわれているため注意が必要です。たばこを吸っていなくても、喫煙者がいるだけで病気になるリスクは高まってしまいます。

健康的な生活を目指すのであれば、たばこを少しずつ減らしていきましょう。難しいかも知れませんが、それが健康への近道です。


禁煙するには

禁煙をするのは難しいかも知れませんがコツをつかめば続けやすくなります。

禁煙のポイント

  • 禁煙スタートの日を決める
  • 吸いたくなった時の対処法を作る
  • 無意識に吸ってしまうのをやめる
  • 禁煙補助薬を使う
  • 禁煙治療用アプリを使う

禁煙をはじめてすぐは吸いたくなるかもしれませんが、対処できるようになれば、吸いたい気持ちはだんだん治まっていきます。事前に吸いたくなるタイミングを知り気をまぎらわす方法を考えておくことよいでしょう。

しかし禁煙したくても続かないいう方も多いですよね。そんな時は禁煙治療用のアプリを使いましょう。さまざまな禁煙のサポートが受けられます。ただし外来での処方が必要となります。サポートを受けたい方は医師に相談してください。